2022登り初め ~瑞牆山~
今年は梅雨入りも早かったけど、梅雨明けも早かった!!
各地、史上最速などと言われ、6月中頃に梅雨入りし、まとまった雨も続いたので「おっ、今年の梅雨は梅雨らしくなりそうだ。ってことは開けるのもまだ先だな…」なんて考えていたら、早々6月末には梅雨明けとともに猛暑到来。
「しまった、全然準備(用具的にも、ココロ的にも)が…」
なんて焦っていたら、1週間後には梅雨に逆戻り…。
そんなこんなでなかなか山に行けず、今シーズンの登り初めとなったのが、7/24「瑞牆山」。シーズン初めなので、軽めの山で…と選んだつもりが…。
まずは標高1,525mの瑞牆山荘へ。日曜日の7時少し前に到着しましたが、私がおいた県営の駐車場は1割ほどまだ空いてました。山荘前のトイレは今まで行ったことある登山口にあるトイレの中で一番キレイでした。ありがたい限りです。
序盤は斜度も程よく、道も歩きやすいので快適そのもの。
1時間ほどで尾根に出たところで、本日初めて、瑞牆山を拝みました。
山頂のやや左手が大ヤスリ岩。クライマーが良く来るそうです。ここから眺めていると、「はて?どっから登るんだ?」と思ってしまうほど岩々していますが、右手のピークの裏手から回り込み、最後は大ヤスリ岩と山頂の間をまっすぐ直登することになります。
しばし休憩して、もう30分ほどいくと富士見平小屋に到着。小学校低学年くらいの子たちもここへ来てキャンプしていたし、そういえばここまでは難なく来れたので次は子ども連れて1泊して…も楽しそうだな、と思いました。今回はとりあえず、さっきからあまり経っていないので、そのまま進むことにします。
ここから地図上では標高を上げずに天鳥川を渡るので、気を抜いていましたが、意外に”登ったり下ったり…”を繰り返されました。
余裕がないと、頂上に着く前は「なるべく下りたくないな…」と思ってしまいます。だってその分また、登り返さないといけないんですからね…。
川で顔を洗い、桃太郎岩で一服した先はただひたすら山頂までの直登が待ってます。標高差400m。ちょっと侮っていたのできつかったです。はしごやロープに頼らないと登れない場所も数か所あり、アスレチック的には楽しいのですが、シーズン初めの体にはなかなか堪えました。
で、ようやく山頂に到着。
山頂はホントに岩の上で、なかなか高度感あります。残念ながら周囲の山々は眺められませんでしたが、十分「山頂にいるぞ」感は味わえました。
下りは来た道を戻るのですが、登りの時にすれ違った人が言ってましたが改めて「よくもこんなところ、登ってきたな…」と思わせられるほどの急坂をえんえんと下っていきます。ものの本では「初級者向き」などと書かれていたので、もっと”楽に、気持ちよく”登れるのかと思っていましたが、なかなかタフでしたし、それでいてこの辺りの山には珍しい景色がいっぱいなので、”おなかいっぱい”の満足感でした。
帰りは「増富の湯」に寄りました。
源泉の25℃からいろいろな温度の湯舟があるので、クールダウンにはもってこいです。30℃のが一番心地よく、そのまま寝てしまいました…ぬるめがために”のぼせ知らず”なので、出るタイミングが難しいですけどね。
結構人はいましたが、コロナ対策で「入浴中は無言で」を皆さん守られていて、ちょっと異様でした。早くコロナ禍が終焉を迎えることを祈るばかりです。
で、今回写真は無しですが、連れがいたので久々にノアでの山行となりました。
みずがき湖あたりからクリスタルラインを爆走しましたが、やはり足回りを強化したおかげか、”走れるミニバン”を改めて実感しました、パワーはありませんが…。アバルトと違って乗り心地もいいし、やっぱり山を下りた後はATに限ります…。