『旧車生活』

旧車(FIAT 500F:チンクエチェント)を軸に、趣味のことをずらずらと…

ライセンスランプ交換。

アバルト500のベース車、フィアット500は、言わずもがなの”大衆車”。

なのに、お国柄なのか何なのか、ランプが切れていることをご丁寧に教えてくれるのです。ストップランプも教えてくれるので、昔の国産車のごとく”夜の後退時に壁に映る赤い光が片方しかないので初めて気づき、念のため他人に見てもらう”なんてことしなくても気づけるのです。

この車格にしてなかなか贅沢だな…でもありがたい仕様です。

ライトを点灯すると、!マークとともにメータ中央にメッセージが…

ということで、ライセンスランプが切れているぞ…とのことでしたので、交換しました。

球は、取扱説明書にも書いてある、C5Wというガラス球で12V 5W。なかなか近所では売ってませんでネットにて購入しました。

PHILIPSの電球。消費電力”5W”なのでお間違いなく!

作業そのものに技術的な難しさはなく、ランプカバーの片側にある隙間にマイナスドライバーでくっと起こしてやれば交換可能です。

…が、しかし!!

ここから意外に時間がかかってしまいました。

ナンバープレートの上、樹脂のカバーを外せばすぐ…ですが…

難しいからではなく、①ハッチゲートを胸の高さくらいに上げて手を伸ばすので、とても中途半端な体勢で作業をしないといけないこと、そして②この狭い幅に指を入れて1cm幅程度のガラス球をつかんで外し、再び装着するという、とても器用さが求められるのです。

最初のうちは手油が付かないように軍手(滑り止め付き)をしていましたが、何度もすり抜けてナンバープレートと外板の間に転がったりして”いつか地面に落として傷ついてしまうのではないか”と気が気でなく、コロコロ転がる球を掴みながら押し込むのがとても難儀になってきたので、最後は諦めて素手で作業しました。

 

実は、取扱説明書を確認してPHILIPSの球を買う前、オートバックスによく似た形の球が売っていたので、買って試していました。T10×37という球です。

その辺で売っているよく似た球。消費電力”10W”

見た目で騙されてしまいました…

最初1個取り付けて確認したとき「ん?なんか随分明るいな~、レンズがキレイになったからかなぁ」くらいにしか思わず、気をよくして2個目を付けて点灯チェックしてみたら「え?点かないじゃん」って。しかもまた、メータには”Check number plate light”の警告が…。10W以上は流れないようになっているようですので、お気を付けください。

 

PHILIPS 12V 5W C5W
12844
ODO: 91,173km
交換日: 2022/11/12 DIY