『旧車生活』

旧車(FIAT 500F:チンクエチェント)を軸に、趣味のことをずらずらと…

コロナ禍登山 第2弾【剱岳・立山】標高680~880m

ちょっと間が開いてしまいましたが、ようやく登り始めました。

今日は、標高880mまで。

標高差220mを1:30。標準コースタイムは標高差300mを1:00なので、かなりゆっくりめなペースです。まぁ、出だしはこんなもんでしょう。いつも登り始めはまだ体も元気なのでついついペースを上げてしまいがちですが、全体を一定のペースでムラなく登るためには、まずはゆっくり過ぎるくらいでもちょうどいいものです…。

 

なぜペースが上がらなかったかと言うと、最初のうちは位置決めの穴がまだ浅いため、棒がしっかり立たないので、ビシッと位置が決まらず手こずってしまいました。途中少し工夫はしてみたものの、標高740m(4枚)までは毎回貼り直しが必要になってしまい、ちょっと「もう、辞めたい…」と心の中で弱音を吐いていました。序盤でそうそうに、ズレたり、波打ったり、剥がそうと思って破れたりしようものなら、35千円が浮かばれません…。それを確定させてしまうのも自分なわけで、「もうやらない」という現実逃避に走りかけてしまうのです。

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棒が安定してくれば、後はこの写真のように、場数を踏んでいるうちに習得した「下凸に反らせて、中央、次、穴周り」という順に貼り合わせるように着地させれば失敗無し!!

おかしいなー、前回【穂高連峰】をやった時、こんなに序盤で苦労したかな…。少なくとも貼り直しなんてそうたくさんもしてない(1回はやったかも…)し、何か工夫などした記憶もない。35千円を実感しすぎているのかな…。いずれにしてもビビりだ。

標高760m(5枚)を過ぎると、棒も安定してきてすんなり積んでいけるようになります。呼吸が安定してきた、みたいな。

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標高880m。赤い線は登山道です

ともあれ、左下あたりでいえば、中山登山口から入山して早月尾根を進んで、展望台前の急登を上り詰めようとするあたりで息切れし、今日はおしまい。

左上には早くも谷深い下の廊下の末端、仙人谷ダムあたりまで来ております。

まだまだ先は長い。

それだけ楽しめるというのも、ここまでくるとうれしい。