『旧車生活』

旧車(FIAT 500F:チンクエチェント)を軸に、趣味のことをずらずらと…

三世代そろい踏み

1年ぶりにブログを書きます。

自分でもなんでこんなに間が開いてしまったのかはわかりませんが、そもそもあまりブログなどやれるような人間ではないのでしょうね…、日記の類もかいたことありませんし…。

この間、ちまちましたネタはいろいろあったのですが、特筆すべきものがなかったからなのかもしれません。

いやしかし!もう一度頑張ってみよう!!ということで筆(キーボード)をとってみることにしました。時間軸がずれますが、なるべく時間軸に沿うように寄稿していこうと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

さて、連休、一つ、夢がかないました!

三世代そろい踏み!!

一人オフ会。近所の諸先輩方から「私ゃやっぱり、白いのがいいねぇ~」とのこと。

アバルト500e」です。

補助金で引いても600万円もする代物ですので、もちろん買い足し&買い増しなどできません…で、ディーラーにお借りしました。

何が楽しみって、”BEVではあっても”レコードモンツァ”のサウンドを”を掲げてエンジニアが6,000時間以上かけて専用開発したサウンドジェネレータって、どんなもんだろう??でした。

菜の花によく合うACID GREEN。買うならこれかな。
とにかく速い!

初めでBEVに乗ったのですが、とにかく速い!アクセル踏んだら踏んだ分だけ、どの速度域からもスイッと加速します。これだけ走る街中をタラタラ走るのは、かなりの我慢強さが必要です。だけど楽しい。楽しすぎてグイグイ踏んじゃう。まさにICE(内燃機関車)やHEV(ハイブリッド車)では絶対に味わえないドライブ感です。制限速度は守りますよ、制限加速度はありませんからね。

乗り換えられるのではないか!?とビビルICEアバルト。大丈夫です、あなたにはあなたの良さがあります。
乗り心地がいい!

確かに足回りは硬めですが、クルマがぶれない、シートが身体をしっかりホールドしてくれる状態では、長時間ドライブも全く苦にならず、バッテリーさえ持てば300kmくらいまで休憩なしでも走れそう。ボディ剛性を高めたノア、足回りを固めた(BILSTEIN B14×リアのみエナペタルチューニング)アバルト500なんかと比べても一番長い距離疲れなく乗れそうなクルマでした。バッテリ容量と充電問題さえクリアされれば長距離も使えるな、と思ったのは発見でした。

やっぱりデザインは”どれもいい!”
スコーピオンストリートモード最高!

3つある走行モードのうちの一つ。アクセスオフで回生ブレーキが作動するこのモード、慣れは必要だし、最初は使わないだろうと思っていましたが、山道に行ったときに感動。ヒルクライムでは超絶楽しく走れました。なんせ足を踏み変えなくても右足一本で加減速をコントロールできますから、すこぶるキビキビです。もちろん街中でも、自分のクルマを運転するときは、停車時は停止直前にカックンとならないためにブレーキを若干緩めてるのですが、そんなことせずともやさしく停車できます。唯一、車庫入れとは相性が悪かった。ちょい進みたい、惰性で動きたいときはスコーピオントラックモードを。

スコーピオンストリートモードはヒルクライムのためにあるのか、と思ったくらい楽しかった。
2日目には無音で走行

で、一番楽しみにしていたサウンドジェネレータ。もちろん賛否はあると思いますが、私は2日目にしてOFFにしていました(泣)。というのも、①やっぱりスピーカー音はスピーカー音。どことなく”軽い”というか、やはり本物感には欠けます。②違和感。モーター回転数に音をあてている感じなので、MT乗りとしては、50km/hを越えてくると「シフトチェンジしなきゃっ」と思いながら走り続けなければならないわけです。100km/h超えてこようものなら3速で走り続けているような違和感を感じながらのドライブでかなり疲れます。やっぱりBEVは無音でいい。

やっぱり縦に並べてみたくもなる。

ということで、間違いなくBEVでしか味わえない楽しさがある反面、ICEでしか味わえない音・振動もあるのだ、との念押しも得て「もう少し乗りますね」とディーラを後にするのでした。
けど、ひとまず、冒頭のそろい踏み写真が撮れたので、良しとします。

老中(空冷3気筒)は新参者(BEV)をみて子孫だと思うだろうか…