『旧車生活』

旧車(FIAT 500F:チンクエチェント)を軸に、趣味のことをずらずらと…

コロナ禍登山 第2弾【剱岳・立山】標高1300~1440m

長雨、大雨…。

朝方まで長い間雨続きで、今日はようやく一時晴れ間も覗きましたが、それでもいきなり30℃超えの猛暑のため、巣ごもり。Fiat500Fの納車も近いので、それまでには終えたい一心で今日も積み上げました。

 

先回、黒部川・下ノ廊下の遡行を終え、黒部ダムのふもとにたどり着きましたが、今回一気にダムを駆け上がりましたので、黒部湖が姿を現しました!!実際の堤高は186mで日本一です。2位から4位はロックフィルダムが続くので、ダムの上からの”高度感”もダントツなんでしょうね。高校生の修学旅行以来行っていないので、久々に行ってみたくなってきました。だけど、調べたところ、貯水容量では17位にまで落ち込むようです、やはりそれだけ谷が深いということですか…。

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黒部ダム。堤高186mですが、やまつみでは7枚分でした。

そして西の方では、立山カルデラが始まり、立山温泉跡が見えてきました。昔から地図を眺めていて”立山温泉跡”って何だ!?と思っていた、(個人的に)摩訶不思議なエリアです。立山カルデラは、火山活動と侵食によってつくられた巨大なくぼ地で、上は雄山~五色ヶ原の稜線から続くらしいです。そして今回調べを進めると、なんとこの地、一般人立ち入り禁止&見学ツアーなら入れる、ということを知ってしまいました。昨年はコロナ禍で中止、今年は再開したようですが、平日でもなかなかの高倍率らしいです。参加条件は小学校3年生以上だそうなので、子どもが大きくなったら行ってみたいです。

toyama.visit-town.com

しかもさらに興味をそそるのは、その見学ツアーでこそ乗車できる「砂防工事専用軌道」。途中には”国登録記念物 42段のスイッチバック”なんてものがあります!!一端のテツとしては、こんなこと知らなかったのがとても惜しい…。やはりあまり立ち入りできないところには、面白いものが眠っているものですね。

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山と高原地図より。何度も通った室堂までのアルペンルートの南側に広がるなぞのエリア。なぜ立山温泉は”跡”になってしまったのか、そして今はそこには立ち入ることができないのか、と思い始めると興味がどんどん湧いてきます。そして、なぞの”42段スイッチバック”。もう、行かずにはおられません

感覚的には全体の1/3くらいですかね。黒部湖がどばっと拡がってちょっと満足してしまいましたので、今日はここまで。「もう、黒部湖」とも言えなくもないですが、「まだ、黒部湖」。まだまだ楽しい時間は続きます。

そして冒頭に少し触れたチンクの納車。すでに仕上がっており、後はお天気次第。雨の日はさすがに避けたいですからね。こちらも、楽しみ、楽しみ…。

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針ノ木岳爺ヶ岳の稜線から眺めた黒部湖と剱・立山。今が湖面だとすると、やはりまだまだ先は長い…。

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標高1440m。黒部川黒部ダムが、細い、長い切り抜きなので、難所です。おそらくここがこの模型で一番大変なところな予感がします