湿式フィルター クリーニング
エアクリーナーをクリーニングしてみました。
というのも、もともと純正で付いていたフィルターが乾式で、そもそも乾式しか知らず、このかた「湿式フィルターって何だ?」と思ってきました。純正品からBMCエアフィルターに替えたのも、ただただ”上位グレードとの差を埋めるため”であって、それが湿式であることなど知らずに使っていました。
きっかけは、BMCフィルター用の洗浄キットが売られていることを知ったことに端を発し調べてみると、25,000kmごとにクリーニングを推奨とのことでしたので、そろそろ純正品から交換してそれくらいになるので、一度やってみるかな、と。そしてキットの中身は、洗浄剤とオイル…
ん?オイル!?
と、ここでようやく、自分が使っていたフィルターは湿式で、湿式とはオイルを染み込ませることでゴミをキャッチしやすくなるものである、ということを知ったわけです。
24,000km程度使ったフィルターの状態はこちら。
最初の状態を忘れてしまいましたが、吸い込み側から見て左下を中心に汚れが目立ちます。では早速、クリーニング開始。
まずは①洗浄剤を両面に撒いて、10分程度浸み込ませます。
で、その後、②エンジン側から水をかけて、洗浄液とともに汚れを洗い流します。逆から流すと谷底にゴミが集まってしまいますので、要注意です。
で、洗浄後。
どれだけやるとゴミを取り切れているのか判断つかなかったので、2回(2回目は軽く)やりました。2回目はほとんど洗い流した水は汚れませんでしたので、よく洗えたかな、と。洗浄液は1/2弱使ってしまいました。ちょっと使いすぎてしまったかな。
ここで③自然乾燥させるのですが、”乾ききる”感覚がわからなかったので、キリの良いところで、翌週末まで放置することにしました。この間、クルマには別のフィルターを付けておかなければならなかったわけで、以前付けていた純正フィルター、捨てずに残しておいてよかったです。
翌週末、いよいよ④オイルをスプレーしていきます。
オイルは液状タイプとスプレータイプとがありますが、多少はみ出てしまうでしょうが、ムラなく、楽に塗れそうなスプレータイプにしました。オイルの色は赤色なので、全体が赤くなるように”まんべんなく”吹き付けます。
説明書きには「まんべんなく、塗りすぎないように」とあります。うーん、このさじ加減がまた難しい…。
若干塗り過ぎ気味かもしれませんが、全体がしっかり赤くなるように塗りました。
最後に、フレームなど、⑤はみ出たオイルをふき取って完成です。
そして、クルマに取り付け。
最初の状態からすれば、かなりキレイになり、かなりオイルも付いて見違えるほどになりました!!
さぞ、また走りも変わるだろうなーと楽しみにしていました…が、期待とは裏腹に、違いが判りません…。うーん、新品で付けたときはちょっと加速が良くなった気がしたのですが…、オイル付けすぎたんですかね…。まぁでも、見た目変わったので、きっと気づかないところで良くなったんだろうな、と信じることにします。
ちなみにこちら、クリーニング期間中に付けていたお古の純正フィルター。
54,000kmほど使ったものですが、これで車検に臨んだのですが「エアフィルターも問題ないですね」と言われるレベルでした。まだまだ使えたか…。
BMC BMCアフィルター専用ウォッシングキット
WA200-500
評価: ★★★★☆
ODO: 78,080km
装着日: 2021/03/14 DIY