燃費計測。 第2回
前回給油してから4か月にして2回目の燃費計測を行いました。
走行距離は間もなく1,000kmを迎えるので徐々になじんできたかな、といったあたりです。
相変わらず、普通のクルマの”満タン法”ができません。タンクにノズルを突っ込んでしまうとほとんど給油できずに終わってしまうので、給油口からのぞき込んで「そろそろかなぁ~」というところで止めるので、”満タン”という量がばらつきます。
結果は・・・
走行距離 137km
給油量 9.9L
燃費 13.84km/L
前回が11.91km/Lでしたので、ばらつきを含めても伸びてきました。
なじみはあるかも…ですが、それよりも、妙にビビって長めにとっていた始動時の暖気や停止時の冷却アイドリングをいい具合に短くできるようになったことや、1回あたりの走行距離が伸びてきてるので、使い方の効果によるものかもしれません。アイドルが安定するまでチョークレバーは下げるな、と言われていましたが、とても掛かりはよく、すぐに下げてしまえるくらいです。
いずれにしてももっと伸びるはずと期待しています。
もちろん、燃費を期待して走っているわけではありませんがね。
クルマの調子のバロメータでもあると思うので。
にしても、相変わらず不思議な燃料タンクです。
横長のタンクの上に縦孔があいているのですが、明らかに縦孔まで来ているのに、それでも継ぎ足しても液面が上がってきません。
まるで、底なし沼のようです。
一回、溢れさせてみようかな…。
30か月目のメンテナンス
購入してからディーラーのメンテナンスパックに入っているので、半年ごとに点検およびエンジンオイルの交換をしているノア。過去所有のクルマも含め、最も”(私にとっては)過保護”状態であります。
毎回は記事にしてきませんでしたので、自信の忘備録的な意味も込めて現在までを振り返ってみました。
だいたい年間14,000kmペースでキレイに一直線上に来ているので、7,000kmごとに替えていることになりますね。もう半年で初回車検を迎えメンテナンスパックも終わるので、その後のオイル交換をどれくらいのタイミングでしていくかはまた考えたいですが、半年に1回は…やらないだろうな…ハイブリッドのノアだし。ターボ車のアバルトより頻繁である必要はないでしょう。
で、今回も点検自体は問題なく通過だったのですが、メカニックの方が一生懸命リアにメジャーをあてていたので「もしかして…」と気まずい思いでいたのが的中、「車検通りません」と言われてしまいました…。
過去の記憶などから「リアフォグとして灯火可能なら、スイッチでON/OFFできること、灯火していることが運転席から判ること」などが必要になるが「ただのオーナメントであるなら制約はない」と勝手に解釈していたのですが、今のルールに依れば「灯火類、反射板の下端は地上高250mm以上になければならない」のだそうです。”今の”なんて言ってみましたが、条文そのものは2006年以降の生産車が該当するようなので、随分と前からですが…。「これ、リフレクターでもなくないですか?」と駄々をこねてみましたが結論は変わりませんでした。ネット上には私と同じで「光らなければそもそも灯火類ではないからOK」などと言われているものもありますが、少なくともウチのディーラーでは「最近厳しくなって…。点こうが点かまいが、あそこに赤色のものがあることがNGです」という結論に至りました。
実測してみると212mmで、まぁまぁしっかりNG。SILKBLAZEのHPには車検対応とも非対応とも書かれていませんのでよくわかりませんが、TRDスポルティーボサスペンションキットの車高ダウン量がカタログ値△20mmなことから、純正サスでもNGっぽい。(際どいので大目に見てくれるのかもしれませんが…)
配線はしてないし、確か爪で嵌めているだけですので、車検は取り外して受検することになりそうです…、面倒くさいなぁ…。
トヨタ純正 キャッスル SP 0W-20 3.9L
評価: ★★★★★
ODO: 34,419km
装着日: 2022/ 3/12 ディーラーにて
現役そろい踏み。
久々の鉄分補給は、かねてから「チャンスがあれば必ずや…」と狙っていた、大井車両基地にて。
首都高山手トンネルを延々と走り、南端で久しぶりに地上に上がって羽田方向に向かうS字に集中してふっと眼前に現れる、新幹線の列、列、列!!ドライブにはもってこいですけど、なかなか写真を撮るのはしんどいです。首都高からの撮影は無理ですし、並走する国道357号線も、交通量多いし、駐車スペース皆無です。自転車でくれば、歩道からは同じ高さで金網越しに新幹線を眺められるので最高なんですけどね。
駐車場は、大井中央陸橋のたもとにあるNTTル・パルク八潮第1駐車場に定めました。朝方8時までは100円/60分ですし、陸橋を渡って朝の散歩…と行けば目的の場所に着けますし。
残念ながら、雲が多くて陽は差し込んでくれませんでしたが、現役の、700系(ドクターイエロー)、N700系、N700S系そろい踏みが叶いました。
ドクターイエローは、ホントにたまたまです。運行日以外はこの基地の別の場所に眠っているそうですが、たまにこの位置へ動いてきてまた寝床に戻るらしいです。
昔はもっと種類があってさぞ楽しかっただろうなぁ…。
<撮影場所>
[パーツレビュー]タイヤ
そろそろかなー、
いや、まだ行けるかなぁー…
などと考えていたら、ブリヂストンから「4月から値上げします!」との一報がありましたので「今だ!!」とばかりに交換しました。もともと履いていたモデルの後継、ブリヂストン「POTENZA Adrenalin RE004」です。
前に履いていたAdrenalin RE003は、3年10か月、3万6千km使ったことになります。公道ばかりを走ってきましたが、寿命と言えば寿命なくらいだと思うのですが、正直もう少し行って欲しかったなぁ、とは思っていました、純正タイヤ(Continental)で4年、5万kmで「早いなぁ」なんて感じていましたので。ただ、それまでのクルマ、タイヤとは違うので致し方なしかなぁ、とも。
なんせ、タイヤの状態がこちら。
見ようによってはなかなか危険。まぁでも、これでも普段は乗っていて気になりませんし、雨の日の高速でもハイドロを起こすようなこともありませんでしたので「まだ行けるかな」と思ってしまったわけですが、値上がりもするし、万に一つでもバーストなんかしようものならもっと高くつきますしね。
そして、交換完了。
パターンがはっきりしてるし、何より、タイヤがピカピカツヤツヤなのは気持ちがいいです!!
そして、たかがタイヤ、されどタイヤ。お店からの帰り道、なんと乗り心地が良いこと!!
こんな硬めのタイヤでも、やっぱり溝が復活したせいか、はたまた後継のレベルアップの効果か、もともとビルシュタインB14は硬いのですけど、そんな中でも衝撃が”ガツンッ、ガツンッ”とこなくなったというか、心地良い硬さが復活した感じです。
注文してから施工までの間「まだ早かったかなぁ」なんて優柔不断なこと思ってましたけど、結果、替えて正解でした。また格段に乗るのが楽しくなりました。心地よい硬さって大事ですね。
BRIDGESTONE POTENZA Adrenalin RE004 205/40R17
評価: ★★★★★
ODO: 86,258km
装着日: 2022/ 2/25 ショップ
シートレバー交換。
バッテリーあがりに続き、アバルト500のトラブルあるある「シフトレバー破損」がとうとう来てしまいました。
後席に人が乗り込むときに、前席シートを前に倒してずらすためのレバーですが、ありがたいことに肩のあたりにあります。使い勝手はとてもいいのですが、ロックを外す機構は座面のあたりにあるはずなので、そことを繋ぐためにワイヤーを引いており、わざわざひと手間かけているのです。恐るべしイタリアン魂。
ここまでは褒められるべきことなのですが、問題はここから。
レバーは回転方向に動き、そしてその動きでワイヤーをぐいぐい引っ張るので、どうしても変な方向に力がかかってしまいます。そしてそのレバーは樹脂製が故、「そりゃ、そう遠くない将来、割れるわな…」と思ってしまいました。もうちょっと荷重が分散するような構造をとってくれればいいのに…。それでも、割れるだけなら”直せばいいじゃん”なのですが、部品代を聞いてドン引き。
部品代 16,720円(もちろん1個)
はい?こんな樹脂もの、高すぎでしょう!!
当初は後席に人を乗せることなど滅多にはありませんでしたので、操作する機会も少なかったのですが、子どもを保育園に送るようになってからのここ2年くらいは毎日乗せ降ろしで2回は操作していたので、一気に寿命を縮めてしまったのかもしれません。
ちなみに、もともと海外の部品なんだし、ちょっとでも安く…と思って海外のサイトもあたってみましたが、やっぱり13,000円くらいはしてましたので、送料と、変なものをつかまされてすぐ壊れてしまうことを思うと、ディーラーで手配をお願いしました。
簡単に外せそうだったので、工賃はそんなにかからない…、いやなんなら部品代の中でやってくれるかも…と期待して見積もりをお願いしたところ、見事に玉砕されました。
交換工賃 6,600円
部品も高けりゃ、工賃もびっくり価格!!これは何が何でも自分でやるしかない!ということで作業開始です。
まずはレバーを外します。
レバーを引くと、ねじが1個見えるので、これを外すだけです。あとはフレームに嵌め込んであるだけなので、ぐいぐい引っ張れば抜けてきます。
これでいける!!、と思っていたのが沼の始まり。”抜けてくる”ものの、意外に出てこないのです。買った部品が届くまで、はてどうやったら外せるのかと悩んでいましたが、部品が来て見て判明。なんと、爪を押して”横にずらす”のです。
これがなかなか難儀でした。意外にしっかり嵌め込まれている上、この狭いスペースの中で、ずらすべき横方向に力がかからんのです。ずっとやってると爪が吹っ飛んでしまいそうだし、嫌気がさしてきましたが、何とか精密ドライバーで外すことができました。
これで沼を抜け出し、よしっ!今度こそっ、後は新品を嵌めて戻すだけ…と思いきや、この沼まだまだ深かったです…。上の写真からほとんど引っ張り出せないので、球をレバーに引っ掛けられないのです(泣)。知恵の輪状態で、頑張ればできたのかもしれませんが、私には無理でした。どうしても周りのフレームに邪魔されてしまうので、何とかこのワイヤーを手前に引っ張り出したいと思ったのです。
で、意を決してシートカバーを開けることにしました。
背面にチャックがあったので、チャックを開ければすぐか、と思ったら、これまたいろんなところにカチカチのフックでフレームに固定されていて、イタリア人の拘りを感じずにはいられませんでした。まぁ、確かにシートカバーが弛んでるとかっこ悪いけど、もうちょっと簡単にできたんじゃないの?と思ってしまいました。何ならS字フックでも充分そう…。
カチカチフックを6個くらい外して(これも地味に時間かかりました…)ようやく上の写真のような状態にまでめくりあげることができ、ワイヤーがフレームに縛り付けられていることが判明。これを切ってしまうことでワイヤーを引っぱり出すことに成功しました。ワイヤー、シートの中で弛んでたって見えないんだし問題ないと思うんですけど…。こんなところではありますが、しっかりきれいに縛り付けてありました。見えないところまでちゃんとしてるなぁ。
そしてようやく作業スペースが生まれ、上の写真のように無事球をかけることができました。あとはひたすら元に戻していけば、完了です。
タイラップは面倒なので、再び縛り付けることはしませんでしたが、ひょっとするとタイラップで固定してないとうまくワイヤーを引けないのかなー、とも思いましたが、なくても何ら支障ありませんでした。今思えば、シートを開けなくても球を掛けれた気もしますが、この方が格段に作業しやすいのは間違いありません。やがて助手席側も割れるかもしれなので、その時はシートを開けずにできないか、もう一度チャレンジしてみたいと思います。
まぁでも、改めてこのクルマ、メンテナンス性(作業性、パーツ代)は悪いな、と思いました。作りはしっかりしていて良いんですけど、メンテナンスの時も考えて設計するようなことはしていないんだろうなぁって。”壊れないようには作っておくけど、壊れた時は諦めて!(問題なし👍)”みたいな感じなんですかねぇ。
ちなみに、今回はレバーだけで済みましたが、ワイヤーも交換する必要がある場合もあるそうです。ただし…
ワイヤー(71749274) 13,700円
工賃 12,000円
レバーと合わせてたらこれだけで50,000円超えます(泣)
純正 シートレバー(左ハンドル・運転席側)
71752325
ODO: 85,595km
交換日: 2022年1月29日 DIY