[パーツレビュー]ホイール&タイヤ
街で見かけるアバルトと比べると、どうもウチの子は弱弱しい感じが否めない…。どこが違うのかなぁ、とミーティングやらで他のユーザーさんのクルマをジロジロ見比べながら至った結論は「タイヤ」。そこで選んだのが、ASSO INTERNATIONAL「Partire」。
純正タイヤは195/45R16ということで、上位グレード595の純正(205/40R17)と比べると、径も小さいし、幅も細い。ホイールもセンターキャップが大きく、どちらかと言うとやさしい感じ。そこで、純正タイヤ(Continental)も4年が経ち、意外に早く山がなくなってきて替え時だったのを機に、インチアップすることにしました。P.C.D.98という珍しいサイズのためあまり選択肢はなく、その中からイメージに合うデザイン、ということでこちらを選びました。
メリット
純正と数字比較をしてみます。
純正 | インチアップ仕様 | |
---|---|---|
タイヤサイズ | 195/45R16 | 205/40R17 |
タイヤ幅(mm) | 193 | 210(+17) |
外径(mm) | 582 | 596(+14) |
ホイールサイズ | 16×6.5J 4-98 +35 | 17×7.5J 4-98 +35 |
ハブ面~タイヤ外面(mm) | 131.5 | 140.0(+8.5) |
これを眺めて期待したことは、①インチアップで足回りをどっしりさせたい、②タイヤが17mm幅広に、外側面が8.5mm飛び出すことでフェンダーと”ツライチ”ぎみになり、後からの姿を力強くさせたい、の二点で、完全に“見た目”です。で、結果…
センターキャップも小さくなっているので、サイズ以上にホイールが大きく見えてだいぶ印象が変わりました!!マットブラックの色も、スパルタンな感じが出ててかっこいいです。
フェンダーからの引っ込み具合も減り、より”ツライチ”に近づいた!!(気がします)。ただ、画像にはありませんが、フロントは間違いなくほぼ”ツライチ”です。メーカーマッチング値は+3mmですが、もはやその必要はないくらいです。やっぱりタイヤは、幅広の方が力強い感じがします。
乗り味も、走行ノイズもほとんど変化ありませんでした。もともと固めでかつ排気音が良く聞こえるクルマなので、私にはスペックの差は感じられませんでした。
デメリット
インチアップの宿命か、フェンダーとタイヤの隙は小さくなったものの、なんだか中途半端でローダウンしたくなってしまいました。もともとノーマル状態では随分とお尻が上がった(握り拳2個は余裕で入る)仕様なので余計にそう感じてしまいます。”できれば10mmくらい…”な気持ちでしたので、この時は「まぁ、でも(このままで)いっか」くらいでしたけど。(後に別目的もあって、車高調を入れることになります)
燃費計の数値は1割ほど下がりました。もともと街乗りは14~15km/Lだったところが、13~14km/Lに。タイヤが大きく太くなったので、下がる傾向ではあるので致し方なし…ですが、といっても、どちらかと言うと14~15km/Lが良すぎな感。カタログ通りなので。他ユーザの数値も13km/L前後が多いのですが、なるほど、タイヤのサイズが違ってたんだな、と思います。ディーラー曰く、17インチ車でも16インチ車でも、わざわざ算出式変えてないだろう…ってことでしたので。
また、やはりマットブラックは洗車が大変でした。表面がざらついていて埃やらを捕まえやすいそうである程度は覚悟していたところ、友人からKeePerラボのホイールコーティングが良い、という評判を聞きつけたので施工してみたのですが、個人的に期待してた(高圧洗浄機でプシュとすれば落ちる)ほどの効果はありませんでした…。ちょっと考えが甘すぎました。やはりツルツル面でないとダメなんですかね…。
が、しかし、そんなデメリットなど打ち負かすくらいメリットが大きい一品です。
ASSO INTERNATIONAL Partire 17×7.5J 4-98 +35
BRIDGESTONE POTENZA Adrenalin RE003 205/40R17
評価: ★★★★★
ODO: 49,500km(あたり)
装着日: 2018/ 4/21 ショップ