『旧車生活』

旧車(FIAT 500F:チンクエチェント)を軸に、趣味のことをずらずらと…

[パーツレビュー]ワンタッチウィンカー

アバルトにあってノアにないもの…

ワンタッチウィンカー。

ウィンカーをちょんっと操作するだけで、規定回数点滅してオフになるアレです。欧州車にはほとんど付いているし、国産車でも装着車はだいぶ増えているそう。トヨタ車もようやく最近のクルマに付けだしているそうですが、ノアにはありません、旧いから。やはり高速道路での車線変更なんかでは、なるべくハンドルを握っていたいので、あると重宝する機能です。

で、後付けできることを知り、早速取り付けました。オートパーツ工房の「ワンタッチウィンカー」です。

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アバルトの3回点滅ではちょっと短いので、5回点滅にしました。エレクトロタップも付属されていて、あとは工具があれば取り付け可能です

私が付けたのは電源線などはカプラーオンでき、残り2本の線をウィンカー信号線にエレクトロタップで繋ぐタイプのものですが、同じメーカーでももう少し安価で、すべての線をエレクトロタップで繋ぐものもあります。が、こちらだとエレクトロタップも付属してますし、傷つける線の本数も少ないので、オススメです。また点滅回数も、3回と5回がありました。他メーカーのものには回数を設定できるものもありますが、もう少し高価だし、そもそも一度決めてしまえば回数なんて変えることはないわな…と思ってこちらにしました。いつも、3回点滅のアバルトだと、ようやく車線をまたぎ始めたくらいで終わってしまうので、あと少し長めってことで5回点滅にしました。

取り付けは簡単で、+ドライバーとプライヤーがあれば終了です。

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コラムカバーを外した状態

ウィンカー信号線を触るので、コラムカバーを外します。右のコネクタ(白)にウィンカー信号線が含まれています。左の灰色のコネクターから電源とグランドを取り出すようで、今回はカプラーオンのみですので楽ちんだし安心です。ウィンカー信号線の端子位置は説明書にも書かれていましたが、念のためテスターで確認しました。ウィンカーを操作するとグランドに落ちる線です。

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完成図。ノアのコラムカバー内はスカスカなので、配置も難なし

信号線を確認し、タップで繋いで完成。コラムカバー内はスカスカなので、作業もしやすく、追加したハーネスの収納スペースにも困りませんでした。

最初からワンタッチが付いているアバルトと、付いていなかったノアとでは、ウィンカーが”カチッ”となるまでの硬さが違いました。単にメーカーが違うだけなのかもしれませんが、ワンタッチが付いているアバルトは、ワンタッチしやすく、硬め。一方ノアは柔らかいので、ワンタッチしようと思っても”カチッ”の前で止めれず、通常作動になりがちだったのですが、最近は慣れてきてうまく扱えるようになりました。

いやー、やっぱり、あると快適です。

 

オートパーツ工房 ワンタッチウィンカー トヨタ5ピンコネクタ 5回点滅用
評価: ★★★★★
ODO: 19,012km
装着日: 2021/ 2/10 DIY