『旧車生活』

旧車(FIAT 500F:チンクエチェント)を軸に、趣味のことをずらずらと…

[パーツレビュー]補強パーツ

アバルト500ではもうイジるところはないかなぁ~、なんて、言っていたものの、やれることは何となくやりたくなってきてしまうもの。コロナ禍でお出かけもできないし、ならば、何かクルマのバージョンアップを…と思い、買ってしまったのが、KAWAI WORKSの「リアモノコックバー」です。

アバルト500のベース車両は大衆車フィアット500で、とてもボディ剛性が高いとは言えないだろうし、さらには排気量も0.9~1.2Lから1.4Lへ、ターボも付いてその上ECUチューニングまで施した結果、推定195PSをも発揮する”ハイパワーFF車”に成りあがっているので、リアの踏ん張りが薄れがちになるのはままある話(らしい)。そこで、リア側の剛性を高められるパーツとして、モノコックバーを入れてみることにしました。

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補強した感があり、かつ積み荷には影響しないので、ちょうどいい

KAWAI WORKSのものは、他のメーカに比べてお求めやすい価格なので、自宅周辺の山道巡回がメインな私には十分かな、と。

取り付けは、リアシート背面にある4か所の固定ボルトのうちの2か所を使って共締めして装着します。長さは汎用部品を使っているのか、ツッパリ棒的に調整する必要がありますので、いったんはボルトで仮止め、突っ張らせた後に本締めで完成です。

前記事ノアのドアスタビライザーよりは見た目に補強感があるので、効果に期待しつつ早速山道巡回へ。

aba500.hateblo.jp

 

取り付け前にも同じ道を走っておいての比較なのですが、いやはやすごい!!コーナーでリアが踏ん張ってる感が増したおかげで、山道を面白いようにスイスイ駆け抜けます。リジカラ+車高調で十分踏ん張っていると思ったところからさらに増した感があります。こういう部品って、完全剛体になるまでは、付けた分だけ効果が出てくれるんだなぁ。作業した結果、クルマの特性が変わるって、うれしい!!

補強パーツは他にもたくさんあるでしょうし、まだまだ剛性アップは望めそうですけど、サーキットで秒を刻むわけではないですし、お財布の都合的にも自分でできないところまでは踏み込もうと思わないので、一先ず、これくらいで区切りかなぁ~、今度こそは。

 

KAWAI WORKS/カワイ製作所 リアモノコックバー
IM0680-MOR-06
評価: ★★★★★
ODO: 73,600km(あたり)
装着日: 2020/10/17 DIY