『旧車生活』

旧車(FIAT 500F:チンクエチェント)を軸に、趣味のことをずらずらと…

[パーツレビュー]エアロキット

ノーマルのノアもなかなか精悍な顔つきではあるものの、特にリアなんかはもう少し厚みが欲しい…ということで、ケースペックの「SILKBLAZE フロントリップスポイラー タイプS/リアアンダースポイラー」を付けてます。

半年間ノーマル状態で乗っていて、やはりよく街で見かけるクルマなので「他人とちょっと違ったテイストにしたいなぁ」という思いが強くなってきました。ノーマル状態でのお気に入りは、フロント、リアとも、Siのバンパーは、エアロ仕様でありながらも専用品であること。通常、エアロ仕様になると、ノーマルグレードの部品に別パーツを足すことが多いと思うんですけど、そうするとどうしても”足しましたライン(継ぎ目)”が付いてしまいます。

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フロント~サイド~リアとがっつり”足しましたライン”が入ってしまっていたマークⅡブリット。ラインがない方が美しいのは間違いない

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フロント、リアとも専用品なので、継ぎ目がなく美しい。サイドは付け足しですが…

レクサス車なんかを見ると、やはりこの継ぎ目、無いんですよね。ノアのそれも一品モノ(サイドは除く)なので、見た目美しいです。なので、せっかくの”一品モノ感”を崩さないようなもので…ということで選びました。

フロントリップスポイラー

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もともと帯形状が強調されたグリルなので、それにもう一本追加されたかのような存在感ですし、形状もバンパーと連続性があるものなので一体感があっていいです。上面がブラック、側面~下面はボディ同色に塗り分けられていますが、ブラキッシュアゲハガラスフレークではその差は”よ~く見ないと判らない”程度です。

そして、最低地上高が相当下がりました。カタログ値ですが、サスペンションで約20mm、スポイラー分で40mmダウン。先端部で地上との隙間を測ったところ120mmになりました。見た目はそんなにシャコタン感はないと思うのですが、前方への突出量も多いためか、店舗入り口などの段差では、斜めに入らないとたいてい擦ります。「擦り傷はエアロの勲章」なんて言うらしいですけど、段差ごとにゴリゴリっと言われると、正直、バンパーよりも心の方がすり減り、泣きそうです…。エアロガードなるものもあって、取り付けてみましたが、そもそもガードが厚み4mmあるので、その分擦りやすくなった気がするし、メーカー動画のように”するっ”と乗り越えるような感じではありませんでした。まぁ衝撃吸収にはなっていそうなので、割れ防止のためにも、もぎ取られてはまた付けています。

段差部ではなかなか神経を使うので、フロントリップは外してもいいかなぁ、なんて思ってます。歳とったなぁ…。まぁ、割れたらそれを理由に躊躇なく外しますけど。

でも見た目からすれば、外したくない!!そうだ、巷の道路が悪すぎるのだ。もっと滑らかな道路にしてくれないかなぁ…。(自分勝手…)

リアアンダースポイラー

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ベースのバンパーの下部にこそっと付く感じですので、”足しましたライン”は入るもののうまいことバンパー形状の変曲点から取り付いているので、十分収まりはいいです。こちらも、中央部ディフーザー形状の部分がブラック、その他がボディ同色ですが、フロントよりは面積があるので差は判りますが、ボディ同色部もボディよりも濃いため、”気にしてみると黒だ”な感じです。

ダウン量はサスペンションで約20mm、スポイラー分で55mmとフロントよりも勝る量ですが、このクルマ、もともと相当な尻高なので、これだけ下がっても十分な隙間を残していて、車止めで擦ることもありません。荷物満載時はどうか判りませんが、見た目十分ありそうです。唯一の難点は、マフラーカッター用に楕円の”窪み”があること。付ける予定はないので。

大型パーツの取り付けは大変でした

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今回初めて大物をDIYで取り付けました。位置決めして、両面テープを一部剥がして仮止めして、ビスで止める…と、言葉では内装より簡単なのですが、やってみると大変でした。フロントはほぼ一方向からの接着なので粛々とやればいいのですが、リアは接着方向が上下方向と左右方向にあって、ズレて貼り付けかかってしまったり、仮止め後の両面テープの保護シートが引っ張ってもちぎれそうになったりして大変でした。さらにリアは、繋ぎ目を埋めるためのゴムを貼ったうえでボディに装着するのですが、余裕を持たすとヨレヨレになるので、私の場合、それを避けるためにテンションをかけ過ぎて貼り付けてしまったので、時間が経つとR部で浮いてきてしまいました。(前の画像でも右側でゴムが少しズレているのがわかるか、と…)この辺の”コツ”を取説に書いてくれるとありがたかったな…。まぁ、プロに頼めばよかった訳ですけど。一度スポイラーごと外してやり直してもいいのですが、もはやその労力が湧いてこず、浮いてきているのを見かけては押し込んでいます。

 

※後日談('21/10/26 掲載)

aba500.hateblo.jp

 

※後日談('22/03/28 掲載)

aba500.hateblo.jp

 

 

K'Spec SILKBLAZE フロントリップスポイラー タイプS(ツートン塗装済み)
TSR8NS-FS-221B
K'Spec SILKBLAZE リアアンダースポイラー(ツートン塗装済み/バックフォグ有)
TSR80NS-RS-221B
評価: ★★★★★
ODO: 7,500km(あたり)
装着日: 2020/ 3/ 7 DIY