『旧車生活』

旧車(FIAT 500F:チンクエチェント)を軸に、趣味のことをずらずらと…

[パーツレビュー]スパークプラグ

とあるブログに「訳の分からないスパークプラグは溶け落ちる。エンジン内に破片が溶け落ちると大変なことになる」と書いてあるのを見つけて急に不安になり、走行6万km近くで、メーカー推奨交換時期はとっくに過ぎているし、一度替えてみるか、と交換したのが、デンソーイリジウム レーシング」。

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スパークプラグの交換は”人生初”です。正直それまで、スパークプラグがメンテナンス部品という認識はありませんで、マークⅡブリット(愛車遍歴 その3 マークⅡ ブリット)でも20万km近く走り倒していたくらい。ですが、エンジンがダメになる(かもしれない)ことを思えば、1万円弱ならまだ安いもんだ、と。ある種、チューニングの中では一番最初にやるべきだったのかもしれませんが…。

長寿命タイプが適合表に見つけられなかったので、どうせ変えるなら…と、一般寿命タイプ(推奨2万kmごと交換)でちょっと良いグレードのものにしました。

メーカー選択 | スパークプラグ/アフターマーケット製品|デンソー (denso.com)

メリット

こんなものでは違いなんて判らないだろうなぁ…と、まぁ、前述の”安心感を得る”ためだけに交換したつもりだったので期待はしていなかったのですが、なんと…

エンジンレスポンスがとても良くなって、感覚的にはとてもトルクフルになりました!!

もっとも、シリーズ中”ちょっと良いもの”だからなのかもしれませんし、単純に劣化品から新品に変わったからだけなのかもしりませんが、前のに比べて元気に「クックッ」と加速していきます。なんかこう、エンジンが元気になった感じです。

デメリット

交換後は、
レスポンスが良くなった分、よく噴くようになったせい…
か、
レスポンスが良くなって気を良くした分、自分がよく踏み込んでしまっているせい…
か判りませんが、燃費が1割弱落ちました。もっとも、その後ECUが学習してしまったのか、自分が気付かなくなってしまったのか、燃費の変化は普段乗りの中に埋もれてしまいました。

6万km走ったプラグはこちら。

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6万km走った純正プラグの電極。うーん、どれくらい摩耗の程度はわからないものの、それなりには黒い。NGK製でした

最初の状態を知らないのですが、電極は、摩耗しているようにも見えるし、最初っからこんなもんだったのかもしれないし…。ただ、メーカーは”訳の分からない”ものではなくNGK製でした。

あと残念だったのは、アクセルを抜いた時の排気音が、以前は
“ンボロッボロッボッボッボロッ”
だったのが、
“ボロボロボロボロボロ…”
と上品になってしまったことです。本来なら安定して健康になった…という評価でしょうが、前のやさぐれた感が好きでした。

 

DENSO スパークプラグ IRIDIUM RACING 
IXU01-27 
評価: ★★★★★
ODO: 59,000km(あたり)
装着日: 2019/ 5/18 ショップにて