『旧車生活』

旧車(FIAT 500F:チンクエチェント)を軸に、趣味のことをずらずらと…

イメチェンしました。

少し前にはなりますが、外出を控えた(というか、行きたかったのですが、どこに行っても混むんだろうな、と考えると急速に出かける気分が落ちてしまった…)結果、家事をいろいろとこなすGWとなりました。子どもも月曜日と金曜日は学校でしたので、そもそも連続の休みは少なめなので、これはこれで良しです。

で、連休前にドイツより届いた品物で、自分でできそうなものを着けてみました

今回取り付けるものは、

  • エンジンフードキャリア
  • シートカバー+サイドパネル
  • アルミヒンジ
  • 花瓶

の4点です。

まずは簡単なところから…

エンジンフードキャリア

言わずと知れた、トランクを載っけるためのベースキャリアです。ただしトランクは買えてませんし、オシャレな革トランクを替える自信もないので、単なる”飾り”です。なので、金属バーだけでは味気ないので木パネル付きのにしました。いったん注文した後に、「やっぱ木パネル付きに替えたい」と注文内容を変更させてもらったものです、ちゃーんと、変更品が届きました。よかったよかった。

要る要らないはもはや関係ない。アクセサリーパーツなのです。

エンジンフードにかかる部分はビリビリなってじきに塗装がはがれてしまいそうだったので、薄手のゴムをかませてみました。

木のパネルが付くか否かで13€しか差がないですが、私みたいにトランクを載せるつもりがない人にはいいアクセントになると思います。

ただ、難点が二つ

一つ目は、この木がすごく柔らかく、木ねじが馬鹿になっているところが一か所ありました。ちょっと木部を持って引っ張ってしまおうもんなら、簡単にすっこぬけます。接着剤で止めてやりましたが、そのうちそこらからも抜け落ちてしまいそうです。…

今にも抜けそうな木ねじ。平面座にテーパ座面のねじなのでそもそも合ってない。まぁでもご愛敬でしょう…

二つ目が、若干エンジンフードと干渉するので何にも気にせずフードを閉じようとするとこれまたベンチーレーション?のところ塗装を削ってしまいそうなところです。ここはフードを閉める時には下にぐっと押して「気をつけよう」でかわすことにしました。

エンジンフード上端の干渉部。裏にゴムを挟んだからではなく、キャリアが少し長いのです。上のベンチレーション?にちょっと当たってしまっています。ひん曲げたりフード全体を下にずらしたりできそうですが、とりあえずこのまま様子見

で、総じて、仕上がりに文句なしです。

 

シートカバー+サイドパネル

このクルマ、本当なら赤色のシートがついていることが多いのですが、ベージュのシートは全体が収まってて好きでした。が、「ちょっと収まりすぎる!!」やっぱりイタ車はオシャレでありたい!!ということで何かの雑誌で500Dがつけていたシートに一目ぼれして以来、ショップの方には「フルオーダーだと20万くらいかかっちゃう」という言葉であきらめつつも、ネットを漁っていたらついに発見しました。

とりあえず片側だけ変えてみて最終確認。ふむ!やっぱり赤で行こう!!

通常の赤単色オール合成皮革ではなく、座面と背もたれ部がファブリックの柄物になってます。真っ赤よりちょっと白が入ることで抑えめの赤になっております。

シートカバー交換は難しいことは何にもありません、ただただ”面倒くさい”のです。図太い針金がシート生地に突き刺さっていろんなところに引っかかっているので、ひたすら外して付け替えるのみです。Frシート1脚で10か所ほどありました。フックは面倒でなければ使いまわしはできましたが、ねじ曲がった形をもとに矯正するのが面倒になってくるので新品があるに越したことはないですし、なんならクリップなら何でもいいので、日本製の近代的な便利なものでもよいかもしれません。

そしてRrシート。こっちの方が形状は簡単なので、おちゃのこさいさい~、と思ていて裏を向けたらなんと、”クリップ地獄”!!全部で32個もありました

心折れそうにはなりましたが、途中でやめるわけにもいかないので、もくもくと外しては刺しなおし…を繰り返しました。新たに付け直したのが32個を下回ったのは言うまでもありませんね…。

これでもか、と刺さりまくるクリップ地獄…まぁこれだけ刺されているからこそ、生地がピンッと張られているんでしょうけど…

そしてサイドパネル。Rr側はRrシートを外すついでにやりました。これはなかなか大変でした。パネルの真ん中らへんを押して撓ませた隙に外すんですけど、つける方は高さや幅を多少クルマに合わせる必要がありました。また、私のクルマはRr席シートベルトの固定具がパネルとボディとで共締めになっていますので、適当な位置めがけて孔をあける必要がありました。

下の丸穴がRr席ベルトの固定孔。現物合わせで同じような場所へ孔をあけます

で、設置をしたところで悩みました…

んん?ちょっと赤すぎやしないか!?と。

あとFrサイドパネルのみ…というところでFrパネルを当てがって悩み中。なんか真っ赤っかすぎやしないかなぁ…目が慣れていないせいか…

シートは赤で決まりなんですけど、サイドパネルまで赤にすると随分車内がまぶしくなってしまいそう…。いや、これはこれでかわいいと思う。しかし、性に合うかどうか。

・・・

2晩悩みぬいて、”人とも違うし…”ということで、ドアパネルは茶のままにすることにしました。(せっかくRr側は替えたのに、元に戻す…という無駄作業をしてしまいました…。

そして、完成!!

色合いがオシャレでイメージ通り!!、Rr席の子供用のベルトホルダは赤いパーツで、茶色シートの時はそれがずっと目立っていたので、収まった感じがしてGoodです!!

圧倒的に華やかなシート

Rr側サイドパネルもちゃんと、元の茶色に戻しましたよ

 

アルミヒンジ

これはクルマ購入の際、ドアノブとガラスハンドルはアルミなのに、ヒンジだけプラ(黒)ってのはなぁ、と思っていたのでいつかは替えてやろうと思っていました

ねじをとって付け替えるだけです。今回ドアパネルを外していないのでわからないですが、万一パネルの向こうにメネジがあったら…という恐怖があったので向こう側にパネルを押し付けながらささっと取り替えました。最初は動きがぎこちなかったですが、クレ5-56でクネクネやっているちに滑らかに動くようになりました。

統一感が出た!!
 
花瓶

これはほんとにただの飾りです。殺風景なダッシュボードに少しの華を添えてくれるもの。大昔、インプレッサスポーツワゴンに乗っていたころ、ニュービートルについているのに憧れて試験管でやってましたが、今回はちゃんとした陶器の海外製。ホントはダッシュボードに穴をあけて固定するっぽかったのですが、穴あけは気が引けるので、プレートをぶっさしてあるだけです。

とらえず試しに道草に生えていたお花を挿してみました。運転中はどうなるかわからないので水はさせない=造花になるんだろうなぁ。

といったところで、エンジンが順調なので、”買ってからやろう!”と思っていたインテリア関係のてこ入れを完了し、晴れて完成しました!!

 

あと買ってあるのは、ボンネットフードが勝手にあいてしまうことを防ぐフックなのですが、ボディーへの穴あけをビビっており、保留…今のところ走行中開きそうになったこともないので、とりあえずは様子見かなぁ、と思ってます。(いったん開いてしまうとクルマへの損傷は馬鹿にならんので、クルマを買う前には絶対つけるぞー、と思ってたのに…慣れって怖いですね。)

シートが明るいのはやはりアクセントになります

だいたいすたいるは決まったかなぁ…と思います。(今のところは)