『旧車生活』

旧車(FIAT 500F:チンクエチェント)を軸に、趣味のことをずらずらと…

コロナ禍登山 第2弾【剱岳・立山】標高1040~1280m

天気が崩れる…という予報を信じ、出かける予定も立てていませんでしたので、今日はまた240m積みました。(結局、1日曇り空、いやむしろ朝方は晴れ間も出ていたのでドライブくらいは行けた気が…)

 

ようやく手前中央やや右手に称名滝の滝つぼが見えてきました。

 滝つぼの左手(北側)を下ってくる登山道は、大日岳からの下りです。その昔、室堂から剱岳ピストンの上、大日岳までの総延長24kmを縦走して最後にたどり着いた終着点でもあるのですが、最終日は大日岳からずっと下りで、大日平の木道をクールダウン的に快調に歩いていた最後の最後が急登の長い長い下り坂で、「あぁ、まだこんな難路が待っていたのか…」と、かなり精神的にやられました。今、その記憶が呼び覚まされ、逆にそこを登っているわけであります。

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大日平から称名川への下り。24kmちかく歩いてきた上での最後のこの下りは膝にきますね…滝の音は轟々と聞こえるのに、ちっとも道路にたどり着けませんでした

黒部川・下ノ廊下の遡行は、早くも黒部ダムのふもとにまでたどり着きました。ということはこの先しばらくは、上に積みあがる(先には進めない)んですね…。ここまで川の右岸側が長くなってくると、いくら位置決め棒があるといえど、捻じれて斜めに貼りついたりしかねないので、ボールペンみたいな、剥がしやすくそこそこ厚みのあるものを敷いておいて、いったんはそこに着地させ、他を貼り付けた後、最後に位置を見ながら貼り付ける、という手法をとっております。これも第1弾【穂高連峰】をやっているうちに身に付いた小技です。

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標高1280m。だいぶ山肌も見えてきていて、すでに眺めるのが楽しくなってきてますが、おそらくまだ全体の1/4くらい