『旧車生活』

旧車(FIAT 500F:チンクエチェント)を軸に、趣味のことをずらずらと…

[パーツレビュー]補強パーツ

後に語りますが、車高調を入れることを決意しました。

で、どうせ足回りを弄るのであれば、アライメント調整は1回で済ませたい、工賃も浮かせたい…ということで、他に気になるものも入れておこうと投入したのが、ASSO INTERNATIONALASSPIDE パフォーマンスカラー」。

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スプーン「リジカラ」のOEM商品らしく、届いたのは「リジカラ」そのもの

ボデーとサブフレームの間に挟み込んで締め上げるカラーで、ボデー側とサブフレーム側の取付穴センターを合わせて、正しい位置にしっかりと固定するもののようです。そうすると、ズレていることで発生する無駄な動きを矯正し、本来の可動部であるサスペンションなどに正しい仕事をさせる効果があるとのことです。特にホイールベースが短い車両には効果が大きいと聞き、また、これはあくまで私見フィアットに失礼かもしれませんが)ですが、ベース車両のFiat 500のような大衆車でかつイタリア車となると、なんかこういうところはザルなのではないか、と思い、打ってつけだと思ってしまいました。

サスペンションも一緒に替えているので、このもの単独の効果は判りませんが、総じて、クルマ全体が”がっしり”した、というか、走っていてそれまであった”バタバタ”感が無くなって、悠然と走れるようになりました!!この手の補強パーツは他に着けていないので、その分効果が大きかったのかも。

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2つのスキマを埋め、かつボデーとフレームとの面ズレも無くして剛体化(メーカHPより)

youtu.be

 クルマを弄る怖さ

ただ、この商品取り付けにあたって、ちょっとしたトラブルに見舞われます。

これを付けた後、クルマ全体に響き渡るような「カタカタ」音がするようになってしまいました(泣)。明らかにこの作業を境に…だったので、ショップ(片道70kmもかけて)に相談したのですが、原因判らず、知らぬ存ぜぬ…。「いや、絶対ショップの作業が原因でしょっ」と思いつつも、異音はどうしても我慢できないので、ディーラーへ。調査すること3ヶ月、やっぱり今回施工した箇所で無理やり締めこんだ箇所があり、結果ワッシャが浮いてしまっていて、それがボデーを叩いていた音だったことが判りました。ネジもなまされていて、危うく莫大な費用が掛かる所でしたが、程度が軽かったため、締め直しで無事解決、かつ何回も引き取り調査をしれくれたディーラーは「お金は結構です」と言ってくださいました。他人の作業に対する尻拭いにも関わらず、ありがたや…。

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異音発生元である、カラー施工箇所。写真では判りにくいですが、ワッシャが浮いており、ディーラーの整備士には見てわかるレベル、ショップ作業者は気づかず?

ショップは、相談に持ち込んだ際、自分たちが作業したところくらい一通り再確認してないのかな?はなっから「ウチのせいじゃない」とまともに見てくれてなかったんじゃないの?、と不信感が募りました。

もっともそのおかげで、前述の個別効果をちょっとだけ体感したっぽい機会にはなった…という一利もありますけど…。

 

ASSO INTERNATIONAL ASSPIDE パフォーマンスカラー 500 フロント/リア
評価: ★★★★★
ODO: 49,700km(あたり) 
装着日: 2018/ 6/10 ショップにて