『旧車生活』

旧車(FIAT 500F:チンクエチェント)を軸に、趣味のことをずらずらと…

[パーツレビュー]レインライト+本国仕様テールライト

ディフューザの中央部にメッシュ部があり、まるでF1のごとく「フォグライトを付けてくれ」と言わんばかりでしたので、設置しました。

CLOSレインライト インストレーションキット

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作業後。F1っぽいお尻に。バックライトも2灯化できて、後退時にありがたい

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LED式。設置そのものはポン付けなのでラクチン

一見すると判りにくい…というか、誰も気づかなそうなチューニングですが、DIYでやった中では一番やりがいがあったものです。というのも、作業を始めてからいろいろと予知していなかったことが噴出しました。(どれも当たり前なことばかりなようですが…)

 ハロゲンランプをLEDに替えると、玉切れ警告灯が点灯する

こんなクルマにも球切れ警告灯なるありがたい機能が付いていました。もう、以前のように、ストップランプの場合でも、ブレーキ踏みながら誰かに見てもらって「右?左?どっち?」なんてことしなくても、どのバルブが切れたか教えてくれるのです。ただ、球切れしたときの消費電流低下で検知するため、ハロゲンランプをLEDに置き換えても作動してしまいます。そのため、電流が遮断されてしまい点灯させることができませんでした。増える側はヒューズが飛ぶ心配がありそうですけど、まさか減る側にも難があったとは…。そこで、ハロゲンランプと並列に接続してみると、無事点灯させることができました。

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右側テールライト内のハロゲンフォグとディフューザー内の後付けLEDフォグ並列接続で点灯できた。めでたし、めでたし…と思いきや、これでは保安基準不適合

②バックフォグを2個設置する場合は、左右対称とすること

点灯はできたものの、カッコ悪いな、と思っていたら、これがカッコ悪いだけではなく、そもそも「保安基準不適合」であることがわかりました(泣)。”保安基準第37条の2(後部霧灯)”によれば、2個設置する場合は左右対称となるように設置すること、だそうです。ということで、ここでようやく「みんカラ」で各種ライトのLED化をやっている人はどうしているのだろう…と調べると、普通に出てきました「ハイフラッシュ・警告灯キャンセラー」。LED化で減った分の電流を熱に換えて消耗してつじつまを合わせる、なんともエコではないやり方ですが、普通に商品化されているようなものなら使わない理由もない、ということで早速近所のホームセンターに走って買って取り付けました。

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ハイフラッシュ・警告灯キャンセラー。本体はアルミ製

取り付けは簡単で、LEDと並列接続するだけです。よもやこんな簡単に解決するとは…。悩んでいた時間がもったいない…けども、こういう試行錯誤も楽しいのでやめられないわけですが。

③日本仕様と本国仕様とでは、バックフォグの位置が逆

ついでに、使われなくなった右側テールライト内のバックフォグは、テールライトを丸ごと本国仕様に置き換えることでバックライトに変更しました。前出の保安基準でバックフォグは、1個設置の場合は中央もしくは右側に設置すること、だそうで、なるほど、だから左ハンドル車なのに右側にあったんだな。配線は、左側バックライトから引っ張ってくるだけなので、リア回りで完結する作業です。

ということで、バックフォグ移設と、バックライト2灯化完了!!

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ディフューザーとの相性が抜群にいい

バックフォグ点灯時はサマになるし、後退時はちゃんと右後方も照らされるようになって安心な仕様になりました。ですので、おかま掘られると見かけによらず面倒なことになるので、それだけは勘弁…と思いつつ、日々運転しております。ちなみにF1のように点滅はしません、というか、これまた保安基準上NGとのことです。

 

CLOS レインライト インストレーションキット
CLFIE008
INTEC ハイフラッシュ・警告灯キャンセラー
HFC-01
評価: ★★★★★
ODO: 26,800km(あたり)
装着日: 2016/ 1/23 DIY