愛車遍歴 その1 スプリンターカリブ(1996-2001)
旧車を軸とした生活…とは言ったものの、チンクが納車されるのは半年ほど先なので、当面は過去~現在の愛車とそのイジり具合などを書き残しておこうかな、と思います。
第1回目は…
愛車遍歴 その1 トヨタ スプリンターカリブ
大学1年の冬、免許を取得。直後は自身のクルマを持たせてはもらえませんでした。しばらくして、免許取り消しになってしまった部活の先輩が持っていたEG型シビック VTiを1年近く預かって乗ってました。VTECエンジン搭載で、自動車学校で乗っていたへっぽこチェイサーとは比べ物にならない俊敏さと、キュイーンという心地よいサウンドは今でも忘れません。もっとも、最初に乗ったクルマだから、なんでも「スゴイっ」と思ったのかもしれませんが…。親にも内緒な上、片道800kmを帰省したりと、とにかくクルマに乗りたい、乗っていたい一心でした。(今思えば、事故起こさなくてホントに良かった)
で、ようやく手にしたクルマがこの2代目初期型の「スプリンターカリブ」。
手元に来た時、すでに10万kmほど走っており、かなりのご老体。
しかし、MT、4WDにサンルーフ付き、当時としては画期的な6連奏CDチェンジャー付き、と大学生にはこの上ない仕様でした。
何と言っても、今に至っても珍しい、ルーフの“上”に付いてるスポイラー。なんてオシャレなんだろう…。
なお、サンルーフは電動なのに、窓ガラスはパワー”レス”ウィンドウでした。
和製VOLVO
当時からVOLVOに憧れていたものの、当然手が出るわけもなく、これを”VOLVO 850エステート”と思い込ませて乗っていました。
これでVOLVOディーラーに遊びに行ったとき、玄関先で要件を済まされた上(飲み物はおろか、椅子に座ることもできず…)に、ホンモノのVOLVOのオーナーと一緒にやってきた女性がボクのクルマを指さして「これもボルボ?」とオーナーに聞いて、オーナーに失笑されるという屈辱を受けたのも、今では良き思い出とします。
「RV スペシャル」というそれっぽいグレード名だけれども、下から2番目のグレードのため、ボデーは流行っていた上級グレードのようなツートンではなく白一色、ホイールは鉄チン(真っ白)で、見た目商用車そのもの。そのため、フロントにもリアにもフォグランプ(車検のたびに外させられた)付けたり、ホイールやバンパーに色を塗ったり、マッドフラップは”それっぽい”ものを自作して付けたり、ルーフキャリアでゴツっぽさを出してみたり…とプラモデル感覚でイジりました。
お金もなく、すべて自分でやったので、塗装はすぐ剥がれるし、振動で走行中フォグランプは暴れて対向車に迷惑かけるし、マッドフラップは後退のときタイヤに巻き込んで引きちぎるし…と、今思えば無茶苦茶でした。
取り柄は高い信頼性
しかし、手をかければかけるほど愛着は湧くもので、こんな状態で社会人1年目、マフラーに穴が開くまでの5年間を共にし、メータは20万kmを超えてました。
設計寿命は”15年20万km”と言うけれど、その名の通り、ディーラーの人も驚くほど目立った故障もなく、走り切りました。さすがはトヨタ車。
マフラー修理に車両購入価格と同じくらい必要、ということで、会社の同僚にタダで譲りました。その後、間もなくしてミッション系やら一気にボロが出てきたそうであえなく廃車となり、その役目を終えました。
主要スペック
車名 | スプリンターカリブ RVスペシャル |
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車両型式 | E-AE95G |
エンジン | 4A-FE型 1.6L 直列4気筒 100PS |
パワーウェイトレシオ | 11.40kg/PS 6312位/8584車中 AUDI Q3 スポーツバック 35 TDI quattro S-line(2020)並み |
所有期間 | 1996年12月~2001年12月(5年間くらい) |
走行距離 | 100,000kmほど~200,000kmほど(100,000kmくらい) |
※パワーウェイトレシオの順位はこちらのサイトを参照
パワーウェイトレシオ ランキング (全車種・総合) | greeco channel (greeco-channel.com)